これまでのあらすじはこちらから。
ファッ金★ハローワーク池袋!! みんな騙されちゃ駄目!
特定受給資格者認定まで:その1 切迫流産、職場で対応してもらえずの巻
*
さて退職後、無事に出産した私。
56日(8週間)を無事すぎて、早速ハローワークへ。
講習後、窓口へ向かい
「受給期間について、確認したいことがある」
と言ったとたん、すぐにかわいい女性から、コワモテの担当者が登場。
これが問題の「O」←ウンコ野郎
私は流産の危険がありながらも、1ヶ月以上放置をされていた旨を話し、これは「冷遇」もしくは「母体保護法」に反するのではないか。
よって、通常であれば90日間の受給であるところ、私は180日の受給を受けられる「特定受給者」に該当するのではないか。
ということを伝えた。
私が話しをしている間、「O」は胡散臭そうな視線で私をジロジロジロジロ見ていた。
いきなり完全に人をナメきった態度。
すでに不快感MAXだった私のコメカミはヒクヒク動いていたかもしれない。
一通りはなしを聞き終わった「O」が開口一番に放った言葉は
「で、何が不満なわけ?」
しかもかなりのスゴみ具合である。
あまりの唐突な出来事に私の頭は一瞬真っ白になる。
驚きで言葉につまる私にむかって畳み掛けるように「O」はこう続ける。
「業務時間の短縮を申請して、それで一ヶ月経って認めてもらったんでしょ?
それで?何が不満なわけ?
認めてもらえなかったなら、言ってることわかるけど。
認めてもらっておいて、そんな都合のいい話しないでしょう?え?」
まるで私が「たかり」か何かのような扱いである。
怒りがピークを超えたせいで、私の視界が狭くなっていることに「O」はまったく気づく様子もない。
私はここで怒ってはいかんと、つとめて冷静に、ちかちかする目を大きく開いてこう言った。
「とは言ってもですね、あの、その間ずっと出血してるんですよ。で、お医者さんは切迫流産だから安静にって言ってるんですよ。どういうことか、わかりますか?ワカーリマスカ?ワカーリマセンカ?
その間、私も家族も、どんな思いをしていたと思いますか?」
「フッ・・・・(鼻で笑う)
あのね、どう思ったとか、関係ないんだよ!お子さん無事に生んだんでしょ?それで何が不満なの?」
「・・・・不満とかじゃなくて、そういう職場って、あってはならないですよね、何かあってからじゃ遅いでしょう?」
「でもあなた、要求呑んでもらって、それで、さらに何が不満なの?」
相変わらず、完全に人を見下した態度で腕組をして話しをする「O」。
そんな押し問答が10分ほど続いただろうか。私が怒ったって意味がないのは十分すぎるほどわかっているのだが。
何が不満なの?何が不満なのって、うるせーんだよこの野郎。
おめーは九官鳥か!?
その不細工なツラが不満だっつんだよ!
ついに思わず叫ぶ私。
「一回、実際に流産してんだよ!!」
こんなこと、まったく言う必要ないのに。ね。
声色が変わった私の言葉を聞いて、「O」の顔色が変わった。ウンコ色に。うそ。はじめからウンコ色だった。
「じょ、上司を呼んで参ります」
そういって、奥へすっこんだ「O」。
キューピーみたいなフザケタ髪型がホントしゃくに障る野郎だ。
出てきたのは、芋に陰毛が生えたみたいなハレンチな顔の男。
あ、人は顔じゃないですけどね、わかりやすく説明してるだけです。
別に不満はないですよ。
つづく
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